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片頭痛は日本国内だけでも600〜840万もの潜在患者がいるといわれているほどの、高頻度の疾患です。にもかかわらず、この病気に対する医師や一般の人々の認識は必ずしも十分とはいえません。こうした現状を打開するために、1996年に設立されたのが、片頭痛の克服をめざす国際的組織「ADITUS」(アディタス)です。ADITUSとは、ラテン語で「アクセス」を意味する言葉で、片頭痛に関する情報の公開、患者と医師との開かれた関係をめざすという意味がこめられています。 ADITUSの国際的な活動は、ADITUS Faculty(指導的専門医とともに片頭痛に関する最先端の研究を行う)と、ADITUS Society(実地診療で片頭痛の治療にあたるプライマリケア医の代表が毎年2回、世界各地で集う)が二本の柱となっていました。これに加えて各国で講演会やシンポジウム、刊行物の発行などにより、片頭痛治療に関する最新情報を医師や一般市民に提供してきました。 |