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片頭痛患者1,760人のうち1,023人(58.1%)は医療機関を受診したことのない患者であったが、その未受診理由をみると、特に高頻度であった回答は「市販薬(薬局で購入した薬)で痛みが治るから」、「仕事や学校・家事等で忙しいから」であった。また、「我慢していればそのうち治まってしまうから」、「一晩眠れば治るから」、「頭痛ぐらいで病医院に行く必要はないと思っているから」などの回答も多かった。回答の傾向は、日常生活支障度の高い患者(グレード。以上)に限ってみても同様であった。また、未受診患者の頭痛発作時の対処法についてみると、75.7%が市販薬を使用してやり過ごしており、9.1%が薬を飲まずに我慢していることがわかった。
過去に医療機関を受診し、その後ドロップアウトした患者は400人(22.7%)であったが、ドロップアウトした主な理由を図6に示す。 |
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回答の傾向は未受診患者の受診しない理由とほぼ同じだが、「病医院へ行っても治る見込みがないと思ったから」(15%)、「自分の頭痛に対して、医師があまり真剣に取り合ってくれなかったから」(10%)、「医師に、(頭痛で)病医院へ来ても仕方がないと言われたから」(3%)などの回答もあった。ドロップアウトした患者の回答は、片頭痛診療に対する信頼感が必ずしも高くないことを示唆している。
以上から、医療機関に勤務する看護師・薬剤師においても、日常生活の支障の程度にかかわりなく、市販の鎮痛薬にたよって発作をやり過ごしていることが明らかとなった。 |
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